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2008年4月

親指の恋人

2008年4月29日

Oyayubinokoibito石田衣良の小説をはじめて読みました。
読みやすくて、すぐに読み終えました。
石田衣良の本が直木賞を取ったり、本が原作となりドラマ化になったり、よくテレビにも出ているのでそのコメントを聞いたりしていて期待が大きかったのが良くなかったのかもしれませんが、この本の第一印象は内容が薄っぺらいことでした。通俗的という言葉が一番ぴったりかもしれません。やはりドラマ化になるということは通俗的でないと、まず一般市民に受け入れられないものね。それに話題性を盛り込んでいって、うまくPRすれば…。
1冊読んだだけで、石田衣良を批判するのは自分でもおかしいと思います。でももう1冊読もう!と思わないのはなぜかしら。
20歳の男女が主人公。男性の名前は澄雄。六本木ヒルズに住む、何不自由なく育つ。ただ9年前自殺した母を発見し、そこから何かが歪んでしまい、夢も希望もなく退屈な毎日を送っている。そして女性の名前は樹里亜。朝6時から昼3時までパン工場で働いて、その後出会い系のサクラのアルバイトをして、大学に行こうと学費を貯めている。澄雄と樹里亜が出会うきっかけとなったのは出会い系サイトである。出会った2人が心中するまでのストーリー。

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奈良旅行

2008年4月21日

4月19日・20日にお友達と2人で奈良に旅行に行きました。
目的は吉野の千本桜を見ることと、法隆寺を見学することでした。
前日ゆっくりとした速度の低気圧が暴風雨を伴って横浜を襲い、翌日朝6時59分発の新幹線で京都に行き、9時45分発の近鉄京橿線で橿原に到着しました。橿原から特急で吉野まで行くチケットを購入していたのに、受け取りが前日になっていたため乗車することが出来ず、結局急行で吉野へ。前日入りしていた友達は特急チケットを購入し橿原駅で待ち合わせをしていたので、迷惑をかけてしまいました。12時くらいにようやく吉野に到着。2人とも吉野に来たのは初めてで、よくわからずテロテロと歩き5分ほどでケーブルカー乗り場に到着しました。
Keburuka_2 3分ほどケーブルカーに乗って下千本へ。歩いてもよかったのだけど、せっかくなので乗ってみました。お天気が曇っていたこともあり、あまりきれいには見えなかったです。ケーブルカーを降りて、ここからが山登りスタートです。狭く急な坂を上がっていくのですが、車が上から下りてくるのです。運転する人も歩く人も冷や冷やしながら上らなくてはならず、危ないったらないのです。中千本まで来たところで、お昼にしました。お友達は茶がゆに柿の葉寿司、私はうどんに柿の葉寿司を注文しました。柿の葉寿司を初めて食べました。塩分がきつかった。お腹も満たされたところで上千本へ。水分神社と金峯神社を横目に見ながら奥千本へ上がっていきました。ここからが大変でした。道が舗装されておらず、前日の大雨で道がグチャグチャ、ビチャビチャ状態。しかも急な坂道ですから滑ります。道が途中で分かれていたりして、迷いながら何とか奥千本に無事に到着しました。
Okusenbon_2 でも前日の大雨で桜は散っていました。救いなのは、やり遂げた感が心の中にあったことです。奥千本って行き止まりなのですね。しかもどこもかしこも濡れていてグチャグチャ、ビチャビチャ状態のため移動もままならずベンチがあっても座ることも出来ず、写真を撮って退散しました。何度もいうようですがグチャグチャ、ビチャビチャ状態のため、下るときは細心の注意を払わなければ転びます。1泊2日の旅行ですからパンツは履いているものしかありません。上千本まで降りてきたときには安堵感でいっぱいでした。
Kinpujinjya ここで金峯神社を散策。源義経と静御前が身を隠した場所を見学しました。小さくてビックリ。お手洗いや食事の用意などはどうしていたのかと思いました。
また少し下って水分神社を見学しました。中庭の2本の桜が見事でした。奥千本まで行かなくても…と思ってしまいました。座れるところがあったたMikumari め座り、中庭の桜をしばし眺めていました。ひざが笑い始めていました。中千本まで降りてきて、おやつを食べました。葛餅にきなこをまぶした上にあんこが乗ったものを注文しました。2人とも疲れきっていて言葉があまりありませんでした。その後つつがなく橿原神宮駅まで戻ってきて、夕飯をどうしようと2人で話し合った結果、駅にアンデルセンのパン屋があり、「疲れたし外は寒いからホテルでパンを食べよう」ということになりパンとお酒、スープを購入しホテルに行きました。お部屋に入って最初にしたことがパンツと靴を洗うことでした。パンツはひざの辺りまで泥が飛んでいて、このままでは翌日歩ける状態にはありませんでしたし、パンツがそんな状態なので靴は更にひどく、かわいそうな状態でした。そのホテルには温泉があり、パンとスープを飲んで温泉に入りお酒を飲んで10時ころ寝てしまいました。
2日目朝6時30分に目覚ましをかけたのにもかかわらず2人とも起きれず、7時になりようやく起床。友達は温泉に行き私は身支度を整え、8時ころ朝食を食べ、法隆寺に行くための電車とバスの時間を見ながら9時ちょっと過ぎにホテルを出発しました。
Houryuji1 法隆寺のバス停に着き、お土産屋を覗いていたら「重たいバックを持ってたら見れないでしょ。ここに置いていきなさい」とありがたいお言葉をかけていただき「暗いからこれ貸してあげる」とライトを貸してもらいました。その代わり私たちは、お土産をそこで購入しました。身軽になった私たちは意気揚々と法隆寺へ歩いていくと、大学生だと思われる男の子が「ガイHouryuji2 ドを無料でしていますが…」と声をかけてきて「時間はどのくらいかかるの?」と聞くと「2時間くらい」というので断りました。私たちの当初の予定だと1時間のはずだったからです。結果的には2時間見て回りました。頼めばよかったな、と思いました。法隆寺は見所が満載です。確かに展示物は暗くて見えませんでした。だから他の皆さんはライトを持っていないため、私がライトを当ててあげると喜んでくれました。でも明るくしないのはしないなりの理由があるのでしょうね。ライトを当てて良かったのでしょうか。いささか不安です。広~くて、古~くて、心が落ち着く感じがあって奈良まで来て本当に良かったと思いました。
Umeudon 法隆寺の目の前に食事をするお店がいくつかあるのですが、梅うどんなるものを見つけ、これは食べてみなくてはと思い、食べてみました。うどんに梅が練りこんであるためにうっすらピンク色の麺を、おつゆにつけて食べるつけ麺タイプ。おつゆも少し梅の酸味があって、とってもおいしかったです。
Yakusiji 本当は長谷寺を見たかったのですが、なにしろ奈良はお寺が点在している上、お寺の近くに駅があるわけではなく、バスを使用する機会が多く、それなのにバスは1時間に1~2本しかないという、とても交通の便の悪い場所。なので今回は断念しました。
その代わり宝竜寺からバスで薬師寺に行きました。竜宮城をイメージして立てられた金堂は朱を基調とした派手な建物で、私は好きになれません。しかも金堂、西塔、中門、回廊、大講堂は平成15年3月に復興されたばかり。落ち着いた古い建物に趣と歴史を感じる私としては、到底好きになれるはずがないのです。それに上野国立博物館で薬師寺展なるものを開催しているため、展示物がなく写真が飾られていたり、レプリカが飾られていたりと、また一段と印象を悪くするようなことをしてくれているわけです。レプリカは良く出来ていてレプリカといわれないとレプリカとわからないくらいの物でしたが。そして薬師寺から徒歩5分くらいのところにある唐招提寺は、外からでも確認できる建物が工事中で、しかも料金が変わらないことから入るのを止めました。薬師寺の回りは3箇所バス停がありガイドにも載ってないバス停がありました。でも足が疲れていて3箇所のバス停の時間を確認しに歩けませんでした。でもとある1箇所のバス停の時間まで半端にあり、時間がもったいないなと思いながら、でも歩くことができずベンチに座ってバスを待っていました。
バスに乗って今度は奈良の大仏を見に近鉄奈良駅に行きました。
Toudaiji おそらく午後4時ころだったと思いますが、東大寺に入るまえに鹿を眺めならがアイスクリームを涼しい中食べました。糖分を補わないと歩けない状態にありました。鹿の臭いにおいに鼻が曲がりそうになりながら東大寺へ向かいました。表の門は私でも剥がせそうなくらい朽ちていましたが、料金を払って中に入るときれいな芝生の向こうに建物があり、その中に大仏がでんと座っておいででした。こんなに大きかったかしら…?というのが正直な感想でした。被っていた帽子を自然と取っていた自分にびっくりでした。1周ゆっくり回って見ました。展示物を前から見ると感動し、後ろから見ると残念に思う物が多かった中、大仏は後ろから見ても迫力があり感動しました。でも東大寺って大仏しか見るものがないんだなと思い、ちょっと残念でした。チケットも裏に歴史がすこし書かれているだけのシンプルなもので、他のお寺でもらったパンフレットのようなものが一切ないのです。
午後5時40分ごろの電車で近鉄奈良駅から大和西大寺駅を経由し京都駅に行き、午後6時58分の新幹線で帰りました。

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黒い森

2008年4月15日

Kuroimori表表紙は生存者、裏表紙は殺人者、両方の視点から描かれている上、中央が袋とじになっていて生存者と殺人者の両方の最終章となっています。とても面白い構成の仕方だと思って、いつかは読みたいなと思っていたらBookOffで見つけ、またその日は半額デーだったので迷わず購入しました。その金額なんと450円!
内容は事情があり引き裂かれた男女が、ある旅行会社のバスツアーの最終目的地で会う約束をし、そのバスツアーに別々に別の日に参加したが最終目的地で再会できるのか、というストーリー。
最終目的地は樹海の山荘であるが、樹海の山荘に着くまでの話が非常に長く、山荘に着いた後、「ようやく面白くなるぞ!!」と期待して読んだら尻窄まりで、450円で購入し喜んでいたが、最終的には高いなと感じてしまった。
構成の仕方はよかったんだけど、両方の立場から書くと、ページ数はそれぞれが半分になるから内容がどうしても軽くなってしまうのね。残念でした。

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私は負けました。

2008年4月12日

精神的な体調不良により、私は昨日会社を辞めました。
1月末から勤めだして2ヶ月ちょっとでピリオド。私としてはかなり早い決断でした。
決断した理由は仕事内容と職場の雰囲気、私に仕事を教えてくれる人の態度、休日日数とお給料。面接に行ってすぐに採用が決定したのに2ヶ月ちょっとで辞めるのは、と私は私なりに悩みました。甘ったれているのではないか、考え方次第で何とでもなるのではないかと。
でも体調に変化が現れました。心臓を鷲掴みにされたような感覚と共に息苦しくなったり、眠れなくなったり、会社のことを考える時と会社の前でお腹が壊れるようになってきました。これはリセットしないと…と思いましたが、同時に私が私に負けるような気がしてなりませんでした。でもこの仕事内容が明日も明後日も1ヶ月後も半年後も続くのかと思うと、吐き気がしてくるようになってしまって。体調が整うまで少し休みたくなってしまいました。もちろんそんな私に都合のいい会社があるわけもないので、やはり辞めることにしました。少し休憩を取り、気分が持ち直してきたら就活を再度始めようと考えています。
昨日会社に辞表を提出してから実家にいきました。いろいろ愚痴を言っているうちに今回の一番の原因がどこにあるのか気づきました。毎月毎月同じ仕事をしていく中で、仕事がほどほどにある時期と全くない時期があり、全くない時期がいたたまれなかったのだと。周りの人はすっごく忙しそうにしているのに、私だけ暇な時期がありました。それは上司が「考える時間を与えろ」という指示を出していたことなのですが。それに私は耐えられなかったのです。私は考える時間より数をこなしたかったし、その方が向いています。でもそうであっても、そうならない場合があるのです。
要するに私は負けたのです。

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